
光学視点のモノづくりで希望ある未来を創る。
我々のビジネス主戦場であるイメージセンサは、イメージングからセンシングの時代となっていきます。当社は数年前から社会のIoT化が進むことで
センシング技術がより重要になると考え、これまでセンシングに関する様々なノウハウを獲得してまいりました。
この大きな市場トレンドを光学視点からのモノづくりで創造していく、目立たないが重要な役割を我々は担っております。
前途洋々な社会と我々の未来を作るためには、ダイナミックな挑戦が必要です。弊社には、ダイナミックな挑戦を支える創業時からのモットーである
クライアントファースト精神とそれを体現した最優秀な社内リーダーと従業員という競争に勝ち抜く強さの源泉があります。
我々の光学視点のモノづくりで未来を作っていく姿と我々の成長していく姿を株主の皆様にご説明できればと存じます。
我々の未来は前途洋々です。
■2026年5月期の振り返り
この1年間は、事業構造の転換に伴う意図的な踊り場として、足もとの売上高・利益が減少したものの、
中期経営計画にもとづく成長戦略を着実に進展させ、今期(2027年5月期)業績への寄与が見込まれる受注実績を大きく積み上げることができました。
受注環境を振り返ると、各顧客業界において半導体関連を中心とする設備投資の動きにばらつきが見られる中、当社が強みとするイメージセンサ関連領域では、海外顧客を中心に需要が堅調に推移しました。これを受けて当社は、IoT関連事業の主力製品である検査用光源装置及び瞳モジュールの受注を大幅に伸ばし、2026年4月には韓国の大手顧客から22億円を超える過去最大の大口案件を獲得するなど、目覚ましい躍進を遂げました。
技術部門と営業部門がしっかり連動した成果と捉えています。
結果として2026年5月期の受注高は、前期比26.4%増となる5,935百万円を確保し、期末現在の受注残高は、同102.1%増の3,028百万円となりました。特に上述の韓国大手顧客向け製品の受注高は、同541.8%増の3,571百万円に拡大し、IoT関連事業における強固な収益基盤の一角を築き上げました。
また欧州の大手顧客向け製品の売上高も681百万円に達し、過去最高を更新しました。
売上高は、前期比27.7%減の4,822百万円となりました。IoT関連事業は、海外顧客向け製品の販売を伸ばした一方で、国内顧客向け製品の販売が減少したことから、減収となりました。インダストリー4.0推進事業も販売が低調に推移し、前期の売上高を下回りました。加えて、前期まで環境エネルギー事業を構成していた株式会社エア・ガシス・テクノスの全株式を2025年7月に譲渡し、同事業を廃止したことによる減収が生じました。
売上高の減少に伴い、利益面も前期実績を下回り、営業利益は702百万円(前期比50.5%減)、経常利益は835百万円(同39.7%減)、
親会社株主に帰属する当期純利益は530百万円(同45.8%減)となりました。
定性面では、「グローバル展開の加速」「高付加価値製品の投入」「国内市場の基盤再構築」を重点テーマに掲げ、取り組みを進めました。
このうちグローバル展開の加速については、すでにご説明した通りIoT関連事業の受注拡大において著しく進展し、海外売上高比率も前期の28.1%から
71.8%へ一気に上昇して、国内実績を逆転しました。会社の重心がグローバルに切り替わった状況です。
高付加価値製品の投入では、IoT関連事業において戦略的製品が収益性改善に寄与するなど、一定の成果を示しました。
今期も製品開発に注力し、積極的な投入を継続します。国内市場の基盤再構築は、瞳モジュールのシェア奪還を目指して顧客チャネルを拡げているものの、まだまだ課題を残しており、さらなる対応強化を図ります。
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